明利酒類株式会社
1952年より加藤高藏氏によって始まったウイスキーの製造を、火災による工場消失のために断念していた明利酒類。再出発を決意し2022年に立ち上げた「高藏蒸溜所」で、60年ぶりとなる新たなウイスキーのブランドづくりを、I&COが支援しました。
長い間培ってきた技術と新たな試みを掛け合わせることで生まれた、ウイスキーの味わいや特徴。それらを効果的に伝えるために欠かせない、独自のストーリーに着目しました。
試行錯誤を経て完成したフルーティなプラムワイン樽熟成ウイスキーのイメージをメインに、海外進出も見据えながら「高藏 REBORN」および「PURE MALT」シリーズのネーミングとラベルデザイン、世界観を表現するリーフレット制作を手掛けました。
ニューボーンウイスキー「高藏 REBORN」のラベルでは、書を使用することで蒸留所の歴史と日本の伝統を体現。「PURE MALT」シリーズはより現代的なデザインで、外箱と合わせてプラムワイン樽、日本特有のミズナラ樽のそれぞれのイメージを表現しています。