Press Release
09.13.2022

みらいを えらぶ ものがたり『えらぶっく』学校・学童向け授業用スライドおよび、教員向け授業案の無料公開を開始

I&CO Tokyoは、みらいを えらべる ものがたり『えらぶっく』(以下『えらぶっく』)の、授業用スライドおよび教員向け授業案(進行ガイド)を新たに公開しました。

 

『えらぶっく』とは?
 『えらぶっく』は、世代を問わず親しまれている「ももたろう」「さんびきのこぶた」「アリとキリギリス」を題材に、SDGsの考え方に触れながら結末を自分で作り上げていくデジタル絵本です。
 
 『えらぶっく』では、物語の途中にある分岐点で読者自身が次の展開を選び、その選択によってストーリーと結末が変わります。それぞれの選択肢はSDGs17の目標に紐づいており、楽しみながらSDGsの考え方に触れる機会と、「未来は自分たちの手で変えられる」という原体験の提供を目指します。
 
 
無料公開を開始した、学校・学童向けの授業用スライドおよび授業案について
 I&CO Tokyoではこれまで、ご家庭などで利用できる『えらぶっく』のワークショップツールを無料公開するとともに、教育機関のご協力をいただきながら、各所でワークショップを実施してきました。ワークショップでは、子どもたちが自分にできることを主体的に考えるきっかけとなるよう、SDGsに「触れる・気づく」、そして未来を「考える・つくる」機会の提供を目指しています。
 
 今回新たに、学校や学童といった教育現場での使用に特化した授業用スライドと、授業の進行に際して教員の手助けとなる授業案(進行ガイド)を無料で公開しました。SDGsの考え方に触れながら、結末を自分で作り上げていくデジタル絵本を活用し、子どもたちが未来を考え続ける力を養うための「原体験」を提供するICT教材です。道徳科や生活科のほか、総合的な学習の時間などの発展的な学習教材として、ご活用ください。

 子どもたちの読書体験と創作に重きを置くワークショップツールに対し、今回無料公開を開始した授業用スライドは、教育現場での実施を念頭に以下の特徴を加えました。

① 「SDGsとは何か」「なぜ大切なのか」といった、座学の要素
 子どもたちの主体的な思考を促す体験をより深め、サポートするためのものとして、座学の要素も取り入れました。

② 授業案(教員向け進行ガイド)とのセット提供
 スライドを使用した授業の進行をサポートする、教員用の授業案をご用意しました。
 
 
『えらぶっく』制作チーム I&CO Tokyo 小金丸彩子のコメント
 「『えらぶっく』発表後にワークショップを重ねてきた経験や、教育機関向けサービスの開発に携わったメンバーの知見から、ICT教材の活用を推進する教育の現場で負荷なく活用できるパッケージが必要だと思い、制作しました。今回の授業案が、全国の先生方の参考例の一つになれば幸いです」

 

 

学校・学童向け授業用ツール 概要

  • 提供内容(45分授業1回を想定)

  • 補助教材:授業用スライド(ワーク用スライドを含む)、授業案(進行ガイド)、授業評価用アンケート

  • 対象科目:総合学習の時間、生活科、道徳科など

  • 対象学年:小学校2, 3年生推奨

  • ダウンロードURL:https://era-book.com/educator/

 

 

『えらぶっく』 概要

  • ウェブサイトURL:https://era-book.com/

  • 対象年齢:4歳〜小学4年生

  • 利用料金:無料

  • 対象デバイスPC、スマートフォン、タブレット

  • 推奨環境:【OS】iOS 14以上、android 9.0以上【ブラウザ】safari 最新版、google chrome 最新版

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